Angle! Baby! Cupid!

とあるジャニオタののんびり随想録

新「渇いた花」を聞いて号泣した話

※重大なネタバレを含みますのでご注意を。


11月10日午後11時45分。
私は布団に潜り、イヤホンをしていた。
新アレンジ版「渇いた花」を聞くために。



今回のアルバムにユニット曲があることを知ったのは9月28日。
この時からユニットは渋谷・村上ではないか、という噂はあった。
新聞やWSで使われている写真で同じ柄の服を着ていたからだ。
しかしかつてもそんな事があった*1が結局関係なかったので噂程度でこの議論は終わった。
私はいつか渋谷・村上ペアで歌って欲しいとずっと、ずっと願っていた。
なので期待をしつつ正式な発表を待った。


そして10月20日。
ユニット曲の詳細が発表された。
大倉・安田・丸山、横山・錦戸、そして渋谷・村上。
渋谷・村上の曲は「渇いた花」だった。
ファンに衝撃が走る。
もちろん私にも。
「渇いた花」といえば2009年に発売されたアルバム、PUZZLEの中の一つでファンには名曲として有名だ。
そんな曲を…あの二人が…。
もちろんアレンジもそのまま、という訳ではないだろう。

かえで on Twitter: "つまり村上信五さんがピアノで伴奏&ハモりですばるくんがメロディを歌うんですね!死"

なんて冗談半分で言っていた私。
あながち間違ってはいなかった。


時は戻り11月10日、フラゲ日。
予定があり家にたどり着くのが遅かったが、せめて「渇いた花」だけは聞こう!と決めていた。
本当はスピーカーでじっくり味わいたかったが、時間が時間なのでやむ無くウォークマンに入れて聞くことにした。
そして再生ボタンを押す…。


最初に聞こえた音はピアノの伴奏。
それは間違いなく“彼”の音だった。
そこからすばるくんが歌い始めた。
伴奏はぎこちないピアノのみ。
私の目にはもう涙が溜まっていた。
すばるくんの歌に合わせて進んでいくピアノの音。
なんて心地がいい音色と声なんだろう…。
目に涙が溜まって溢れそうになった時、一番が終わり間奏に入った。
間奏では一気に雰囲気を変え、楽器も増えた。
ブルースハープ→ピアノのやり取りからの二人で演奏。
そして大サビ前。
ここは元の「渇いた花」でも彼が歌っていたパートだ。
分かる。
音痴で歌の上手い下手がイマイチ分からない私でも感じる。
彼の歌唱力は格段に上達していた。
涙腺のダムはもう崩壊していた。
大サビに入る。
また音が少なくなって、歌っているのは彼のみ。
すばるくんの合いの手(いい意味で茶々…と言えばいいのかな?)が遠くで聞こえる。
彼の裏声がここまで目立ったパートは今までなかったのでまた感動。
そして二人のユニゾン
あぁこれだ。この感じ、この雰囲気を感じたかったんだ。
二人の関係性がよく出ている声だった。
楽しそうな声。
これこそ誰も触れない二人だけの国。*2
嗚咽を漏らしながらなんとか聞き終えたのだった。


結局「渇いた花」のみをリピートし続け寝落ちしていた。
この曲を12月から始まるライブで披露するのかは分からない。
その時、もし披露された時、私は果たしてまともに聞いていることができるのだろうか?
関ジャムのセッションで手が震えているのを見るだけで貧血を起こしそうなのに。
音源だけでも枕を濡らしたのに。
きっと今以上に感動して涙を流すんだろうなぁ。



今は泣かせておくれ。
それはこっちの台詞だよ。






*1:JUKEBOX発売決定の記事で使われた写真で柄物と無地の服に分かれていた事から議論となったが、実際のユニットは全く違うメンバーだった。

*2:スピッツの「ロビンソン」を参照