Angle! Baby! Cupid!

とあるジャニオタののんびり随想録

もしもの彼―If or…Ⅷの感想

最初にお礼を。
今回も御縁がありまして、3月5日にIf or…Ⅷへ行くことが出来ました。
チケットを譲って下さったMさん、誘っていただき、しかもその後に何時間もお喋りに付き合ってくれたRさんには心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
 


今回のイフオアは、彼も言っている通りオニムバス形式。
村上信五がブラジルで大人気となるストーリーを軸に枝分かれしている。
今までのイフオアで出てきたキャラクターがファッションショーのように登場したり、お馴染みの先生、ジャパ○ット高田風コント…などなど。
中でも、おそらく一番ファンが喜んだだろう、歌を歌うシーン。
…その前に村上信五のブラジルデビュー曲を観客が決めるという酷な贅沢な場面があった。
曲目はこの8つ。
Dear…
さよならはいつも
I to U
アンダルシアに憧れて
one's shadow
蒼写真
泣かないで僕のミュージック
もしもギターが弾けたなら

「one's shadow」を紹介している時、バングスはこう言った。
「彼自身に光が当たったことはないんですけどね!」
今となってはこれを本当に言っていたか定かではない。
というか幻であって欲しい。
会場はどっと沸いていたが、村上信五のファンならばここは笑えなかっただろう。
もちろん私も。
どうしてあなたはそこまで自分を下げるのか?
しかもここはあなたのファン(とあなたに興味を持っている人)しかいないんだから自信を持って舞台に立っていればいいのに。
偶然観に来ていたすばるくん*1はどう思ったのだろうか?
あなたを縛っている劣等感は一体何?
そしてそれが消える日は来るのかな…。



と完全にお前何様だモードに入ってしまった。
どうも村上さんについて綴っていると重くなってしまう…ors



話を戻そう。
私が観劇した日は「I to U」を披露してくれた。
原曲も好きな私は嬉しくて仕方なかった。
しかもダンス付き!!
あの!!長い脚でステップを刻みながら!「愛しているという 言葉がただ空しい」(歌唱力は披露当時の100倍)と歌う信五さん!!
惚れた。
この数分で164726回は惚れた。



村上信五がホテルに戻り一息つこうとするとマネージャーから電話がかかってくるシーン。
疲れ切った表情でシャワーを浴びて、ビールを頼み、呑む…。
信五さんの素を覗き見ているような、迫真の演技。
一言で感想を言うと信五さんの下心が丸出しだった。
演技のお仕事がやりたくて、やりたくてやりたくて、やりたくてやりたくてやりたくてやりたくてやりたくてやりたくて仕方ない彼の本音が垣間見えるどころか全開笑。
マネージャーから映画の主演が決まったと聞き、
「また二枚目の役~?」と言っていた。
自分でこのセリフを考えたと思うと健気で泣けてくる。
そうか…二枚目の役がやりたいのね。
結局〈本当にやりたいこと〉としてサンバを踊って幕を閉じるわけだが、それも『俺は三枚目でいいんだ!』という自己暗示に観えた。
それがちょっぴり悲しく思えたりして。



全体を通して。
今回は内容が盛りだくさんで、相変わらず小ネタも満載で十分楽しむことができた。
最後に一つ。
信 五 さ ん に 演 技 の お 仕 事 く だ さ い ! !





*1:この日は会場内で目撃情報が出ていた